VHSなどのビデオテープをDVDに変換し、ダビングする方法
VHS(Video Home System)とは、家庭用ビデオテープレコーダーの映像記録方式の一つで、1976年に日本のビクターによって開発されたが、DVD、BDなどの光ディスクの普及でビデオテープの需要が減少したので、ついに2016年にその対応機器の生産を終了することになりました。
で、大切な想い出を記録したビデオテープをDVDに変換し、永久に保存しようとすると、どうすれば良いですか。VHSのビデオテープをDVDにダビングするツールや方法がわからなくて、困っていますか。今日は、VHSのビデオテープをDVDに書き込み、ダビングする方法を皆さんにご紹介いたしましょう。
- Part 1:VHS・DVD一体型レコーダーを利用してVHSビデオテープをDVDに変換
- Part 2:ビデオデッキを利用してVHSをDVDにダビング
- Part 3:パソコン経由でVHSからDVDに変換する
- Part 4:VHS DVD ダビングに関するFAQ
VHS・DVD一体型レコーダーを利用してVHSビデオテープをDVDに変換
VHS/DVD一体型レコーダーを利用してVHSのビデオテープをDVDに書き込み、焼くのは一番簡単な方法だと思います。
必要とされるもの:
VHS・DVD一体型レコーダー
録画用のDVDディスク
VHS・DVD一体型 レコーダーでVHSをDVDにダビングし、焼く方法:
1.まずは、VHS・DVD一体型 レコーダーにVHSのビデオテープと録画用のDVDディスクを挿し込みます。
2.そして、VHSのビデオテープを再生しはじめ、ダビングしようとするタイミングで録画ボタンを押します。
3.テープの再生が終わったら、録画を停止します。モニターがある場合、ビデオの映像を確認しながらダビング可能です。
ビデオデッキを利用してVHSをDVDにダビング
ビデオデッキや8ミリビデオカメラなどのVHS再生機器を利用して、VHSビデオテープをDVDに変換するのはもう一つの簡単な方法です。でも、ビデオデッキの生産はすでに終了しましたので、レンタル店などからビデオデッキを借りる必要があります。
必要とされるもの:
ビデオデッキ、8ミリビデオカメラなどのVHS再生機器
VHSをDVDに焼くためのDVDレコーダー、録画DVDディスク
映像・音声コード(赤白黄のの端子がついたケーブル)
VHSのビデオテープからDVDにダビングする手順:
1.ビデオデッキや8ミリビデオカメラなどのビデオテープ再生機器の「出力」と書かれるところに映像・音声コードを挿入します。
2.DVDレコーダーの「入力」と書かれるところにコードの反対側を挿入します。録画用のDVDディスクをDVDレコーダーに挿し込みます。
3.ビデオデッキなどでDVDにダビングしようとするVHSビデオテープを再生します。それと同時に、DVDレコーダーで一番相応しいタイミングで「録画」ボタンを押します。ちなみに、DVDレコーダーはモニターがある場合、DVDレコーダーの「出力」とモニターの「入力」をケーブル介して接続すると、VHSをDVD化にしながら、ビデオテープの映像を確認することができます。
パソコン経由でVHSからDVDに変換する
VHSのビデオテープの映像をパソコンに取り込み、専門DVD焼くソフトを使って、VHSのビデオテープをDVDに書き込み、焼くという方法もよく使われています。
無料ダウンロード
Windows向け
安全性確認済み
無料ダウンロード
macOS向け
安全性確認済み
必要とされるもの:
VHSビデオテープを再生するためのビデオデッキ、ビデオカメラなど
USBキャプチャー
録画用のDVDディスク
ビデオキャプチャーソフト、DVD焼くソフト
以上の方法は、ビデオデッキやVHS・DVD一体型レコーダーなどをお持ちであれば、自宅で操作できて、簡単です。もし、VHSビデオをDVDに焼くことに自信がなければ、業者やVHS DVD 変換サービスなどに任せても結構です。さっさと大切な想い出を残るVHSのビデオテープをDVDに変換し、ダビングして、永久に保存しておきましょう。
VHS DVD ダビングに関するFAQ
Q 1:古いビデオテープをデジタルにコピーするのは著作権法の違反ですか?
コピーガードが掛かっていた場合は、著作権法上は違法ですが、刑事罰の対象では無く、著作権者からの損害賠償等の民事請求の対象になります。さらに、オリジナルのVHSを所有してる方が自分であり、楽しむ為にDVD化するなら、著作権者に損害が発生する筈も無く、民事請求訴訟が起きる事もありえないので、安心して良いです。ただし、コピーガードが掛かっていた場合にパソコンに取り込む段階でコピーガードを検知してブロックされる可能性があります。
Q 2:業者にお願いしたビデオの中に、著作権に関わるものがあった場合どうなる?
きちんとした業者であれば、有償無償問わず、著作権に関わるビデオのダビング対応をお断りされます。ダビングが営利行為にあたる以上、著作権法に触れるため、絶対に対応はしてくれないはずです。
また依頼者がそれを再生・利用しない「単純な保存目的」であったとしても、法律で禁止されている行為なので、受けてくれません。もし万が一、たくさん業者に送ったVHSでたまたま紛れ込んでしまっていた場合は、その旨の報告があった上で金額が差し引かれるので、ご安心ください。
ただ、送ったVHS全てが著作権に関わるものであった場合は、送料等で負担がかかる場合がありますので、注意が必要です。