【高質化】DVD動画をアップコンバートする方法

アップコンバートとは、ある映像を低解像度からより高解像度の映像規格に変換することを指し、アップスケーリングとも呼ばれます。撮影技術の向上に従って、より高解像度の映像規格が生み出されました。過去の大切な思い出に載った低解像度な動画を高画質に取り戻すために、DVD動画をアップコンバートして高質化する方が増えています。故に、本文では、DVD動画の画質をアップコンバートする方法をご紹介したいと思います。

DVD アップコンバート

DVD アップコンバート#1: 4Videosoft DVD リッピング

4Videosoft DVD リッピングは多彩な動画編集機能が付属しており、4Kや1080p解像度の出力パラメーター設定などをサポートするので、DVDアップコンバートソフトウェアとしてDVD動画を高画質化できます。それと同時に、自製のDVDに対応し、無損失、超高速で汎用な動画形式、音声形式に変換することもできます。では、このDVDアップコンバートソフトウェアをダウンロード・インストールして、DVD動画の画質を4Kなどへアップコンバートする方法をご紹介いたします。

ステップ 1ファイルをロード

お持ちのDVDディスクをパソコンの光学ドライブに挿入して、DVDアップコンバートソフトを立ち上げてから、「リッピング」タブを開いて、「DVDをロード」からアップコンバートしたいDVDディスクを選択して読み込みます。

ファイルをロード
ステップ 2ビデオを高質化

インタフェースの右側にある「出力形式(すべてに適用)」のドロップダウンメニューを開いて、「ビデオ」タブから出力形式や解像度などを選択できます。さらに、右側の歯車アイコンをクリックして、出力するビデオビットレート、フレームレート、オーディオビットレート、チャンネル、サンプルレートなどを設定するのは可能です。また、お必要に応じて、動画に回転や反転、クロップ、エフェクトなどを行うこともできます。

ビデオを高質化
ステップ 3変換及び保存

最後、インタフェースに戻って、保存先を設定して、「すべてリッピング」ボタンをクリックして、変換プロセスが始まって、DVD動画の画質をアップコンバートして出力できます。

変換及び保存

DVD アップコンバート#2: Topaz Video Enhance AI

Topaz Video Enhance AIとは、画質の低いDVD動画をアップコンバートするというプロ仕様なソフトです。基本的にAIを使って解析し、高画質なDVD動画に自動変換してくれるのです。HD映像を最大8K解像度まで拡大し、画像の細部まで忠実に再現できます。他のアップコンバートソフトと比べて、機能面で圧倒的に優れて、使い方もシンプルで、難易度がほぼゼロです。表示言語は英語で、希望する日本語などに変更することができないのがちょっと残念だが、英語に苦手意識がある方でも分かりやすいので安心です。

DVD アップコンバートTopaz Video Enhance AI

DVD アップコンバート#3: waifu2x-caffe

waifu2x-caffeは画像を人工知能で高質化することができるアップコンバートフリーソフトウェアです。また、ノイズの除去、拡大サイズの指定、複数ファイルをまとめて処理する機能も内蔵しています。しかし、waifu2x-caffeを使ってDVD動画をアップコンバートするには、直接にDVD動画を高質化することができないので、DVD動画を音声や画像に分解して、DVD動画の画像をアップコンバートしてから、音声と再び合成してDVD動画に出力する方法が考えられます。

DVD アップコンバートwaifu2x-caffe

DVD アップコンバート#4: AI Scaler

AI Scaler は、アストロデザイン社開発の独自アルゴリズムでDVD画像を任意サイスにスケーリンクできるアップコンバードプラグインです。低解像度のDVD動画像を最大8K解像度までアップコンバートを行うことが可能です。また、アストロデザイン社開発のニューラルネットワークを使用し、超解像度技術がトレーニングデータを作り出しているため、高画質と高速処理の両方を兼ね備えています。具体的にいえば、入出力画像の解像度は最小1×1~最大8192×8192まで任意に設定可能です。さらに、多様な出力解像度に対応し、4Kから8Kへのアップスケールだけでなく、シネマ解像度や非正方形ピクセルにも対応しています。

DVD アップコンバートAI Scaler

DVD アップコンバート#5: AviUtl

AviUtlはWindows向け定番DVD動画編集フリーソフトです。本体だけでは編集できないが、外部から拡張編集プラグインを導入することで、高度な編集ができるのはその最大な特徴です。アップコンバートを利用するにも、第三者のフィルタプラグインをインストールすることが必要です。AviUtlのデメリットとして、プラグインの導入から使い始めるので、初心者にとってハードルが高くて面倒です。そして、AviUtlに慣れてしまうと、使い方に癖があるので、ほかの編集ソフトに移行する際に苦労するかもしれません。

DVD アップコンバートAviUtl

結論

以上では、DVDの映像の画質を上げるためのDVDアップコンバートソフトウェアのご紹介でした。今後、DVD動画を4K対応のテレビやメディアプレーヤで再生する場合、またはDVDアップコンバートソフトでDVD動画を高画質化にしたいなら、お役に立てれば幸いです。また、スマホでDVDを再生し、或いは、DVDを汎用な動画形式に変換する気があれば、下記の関連記事までご参考ください。


Nov 30, 2021 16:00
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DVD リッピング

DVD リッピング

DVDアップコンバートとしてDVD動画を高画質化でき、また無損失でDVDを汎用の動画形式、音声形式に変換できる。

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